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パワハラ自殺訴訟で会社側控訴 (2014年12月15日)

福井市の消火器販売会社に入社した男性が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因として男性の父親が損害賠償を求めた訴訟で、会社側は12月6日付で、福井地裁の判決を不服として名古屋高裁金沢支部に控訴しました。

 同社側の代理人弁護士によると、控訴理由は「パワハラだと認定された会社側の言動は職務に必要な指導の範囲内で、自殺との因果関係にも事実誤認がある」としています。

 福井地裁は11月28日の判決で、男性が書き残した上司の発言をパワハラと認定し、同社と上司2人に約7200万円の支払いを命じていました。



労災隠しの疑いで書類送検 (2014年12月15日)

岩手県二戸市にある工務店と社長ら3人が9日、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されました。盛岡労働基準監督署によりますと、この工務店は今年5月に盛岡市内の工事現場で作業員が大ケガをした際、元請会社に迷惑がかかると考え、他の下請け会社と共謀し別の場所でケガをしたと労基署に虚偽の内容の報告書を提出した疑いがもたれています。3人は虚偽報告の事実を認めているそうです。


働く人の4人に1人が「勤務先はブラック企業だと思う」 連合調査 (2014年12月8日)

日本労働組合総連合会は11月28日、「ブラック企業に関する調査」の結果を発表しました。「勤務先はブラック企業だと思う」と答えたのは26.9%で、4人に1人が自分の勤務先をブラック企業だと思っているという実態が明らかになりました。

 「ブラック企業だと思う」と答えたのは、20代32.7%、30代30.5%、40代25.9%、50代18.6%と若い世代のほうが多くなりました。

 勤務先がブラック企業だと思う理由(複数回答)については、「長時間労働が当たり前」が52.2%で最も多く、次いで「仕事に見合わない低賃金」が46.3%、「有給休暇が取得できない」が37.4%と続きました。

 日本人は働きすぎと言われますが、労働を美化する国民性にも関係があると思います。「休むこと」=「悪」の図式です。
長時間労働を抑制するには、企業努力は勿論のこと、働く個々人の根本的な精神論や価値観から変えていかなければならないと思います。


低年金者への給付金、制度導入を17年4月へ延期 (2014年12月8日)

12月1日、安倍晋三首相は年金充実策の柱の1つで、消費増税と合わせて導入予定だった年金の受給額が少ない人に月5,000円を支給する制度の導入時期について、消費税率の10%への引き上げに合わせ、2017年4月からとする方針を表明しました。


「バイトで不当な扱い」学生約7割 (2014年12月1日)

市民団体「ブラック企業対策プロジェクト」が2014年7月に実施したアンケートによりますと、学生の約7割が不当な扱いを受けていた、ということです。このアンケートは、全国27の大学、約4700人を対象に実施されていますが、今回の結果は大学時代にアルバイト経験がある大学生2524名が対象となっています。

 回答が多かったのは、「会社の都合でシフトを勝手に変えられた」「労働条件を記載した書面を渡されていない」「週20時間以上就労している」などです。

 「ブラック企業対策プロジェクト」とは、ブラック企業によって若者が使い潰されることのない社会を実現するために、各分野の専門家が力を合わせて2013年9月に設立された団体です。労働組合、労働NPO、弁護士、生活困窮者支援団体、精神科医、キャリアカウンセラー、人事コンサルタント、社労士、など幅広い層が参加しています。

確かに悪質なケースは良くないとは思いますが、なんというか、ガチガチな世の中になってきていますね。。