• 事務所紹介
  • 新着情報
  • サービス・業務内容
  • お問合せ

新着情報

トップページ > 新着情報

新着情報

家庭教師バイトで是正求める_派遣会社にブラック対策弁護団 (2016年7月26日)

 報告書に不備があった場合に報酬を支払わないなど、学生アルバイトと結ぶ契約の一部が労働基準法に抵触しているとして、愛知県の弁護士らがつくる「ブラックバイト対策弁護団あいち」が25日までに、名古屋市の家庭教師派遣会社に是正するよう申し入れました。
 弁護団によると、家庭教師の学生アルバイトの労働条件に関して派遣会社に是正を申し入れるのは全国初。名古屋北労働基準監督署にも指導を求めたそうです。派遣会社は「担当者が不在でコメントできない」と話しています。
 派遣会社は学生と雇用契約ではなく、個人事業主としての契約を締結。解雇や最低賃金の規制を免れていたとしています。

 いくら業務委託だからといって、報酬を減額するためだけのような契約は完全に違法です。ブラックブラックと巷では企業ばかり責めを負わされることが多々ありますが、真面目に働いている多くの事業主にとって、迷惑千万なハナシです。


厚生年金保険の資格取得時の本人確認事務が変更 (2016年7月26日)

 日本年金機構は20日、厚生年金保険の資格取得時の本人確認事務について、平成28年9月より、厚生年金保険に加入する際の「被保険者資格取得届」に基礎年金番号を記入している方についても、住民票コードを特定し、本人確認を行うこととすると公表しました。
 この取組の実施に伴い、届出の氏名・住所等により一致する住民票コードが特定できなかった場合には、事業主あてに「被保険者資格取得届」を返送し、住民票上の住所等を照会するということです。
健康保険証の不正な取得が横行していることから、致し方ない処置かと思いますが、面倒なことですね・・・
 雇入れの際は、履歴関係の確認をしっかり行いましょう。


休憩も労働時間に含める判決 (2016年7月19日)

脳内出血で後遺症が残った警備員の男性が、月100時間を超える長時間の労働が原因だと訴えた裁判で、東京地方裁判所は、「休憩中に無線機を持たされるなど労働を義務づけられていた」として、労災と認める判決を言い渡しました。男性の弁護士によりますと、休憩を労働時間に含める判断は異例だということです。
 
 男性は、4年前に脳内出血で倒れ、右半身がまひするなどの後遺症が残り、「長時間の労働が原因だ」として、国に労災の認定を求める裁判を起こしていました。

 異例というか、完全に労働から離れていなければ、それは休憩とは言えず「手待ち時間」とされ、労働時間に算入されることがあるので、注意が必要です。


働き方改革 雇用保険料の引き下げ等 検討へ (2016年7月19日)

働き方改革の一環で、雇用保険料を29年4月から引き下げる方針を盛り込む方向で調整を進めていることが分かりました。これは雇用情勢の回復を受けて失業給付が減ったため保険料の積立金がおよそ6兆円に上り過去最高の水準にまで達したためです。
 その他に、残業時間の上限設定、最低賃金の引き上げなどが検討されています。


働く目的は「楽しい生活をしたい」が過去最高 新入社員「働くことの意識」調査 (2016年7月11日)

公益財団法人日本生産性本部の「職業のあり方研究会」と一般社団法人日本経済青年協議会は、平成28年度新入社員1,286人を対象にした「働くことの意識」調査結果をとりまとめ、発表しました。主な調査結果は以下のとおりです。

●「働く目的」では「楽しい生活をしたい」が増加(昨年度37.0%→41.7%)し、過去最高を更新。「自分の能力をためす」は(昨年度13.4%→12.4%)過去最低を更新。「社会のために役立ちたい」も3.2ポイント低下(昨年度12.5%→9.3%)。

●「人並み以上に働きたいか」では「人並みで十分」が昨年度よりさらに増加(昨年度53.5%→58.3%)して過去最高を更新するとともに、「人並み以上に働きたい」(昨年度38.8%→34.2%)を24.1ポイント上回り、両者の差も過去最大。

●「デートか残業か」では、「残業」(昨年度80.8%→76.9%)「デート」(昨年度19.0%→22.6%)と、プライベートの生活よりも仕事を優先する傾向があるが、ここ数年は「デート派」が増加。

●「会社の選択理由」では、「能力・個性をいかせる」が増加し、今年もトップ(昨年度30.9%→33.2%)だった。「仕事が面白いから」は減少し(昨年度19.2%→17.3%)、5年連続で減少した(平成23年度26.8%)。

●「どのポストまで昇進したいか」では、10年前(平成18年度)と比べ「社長」「専門職」とも減っている(社長17.8→10.8%。専門職26.4→17.8%)。女性を見ると「課長+係長+主任班長」が増え(18.9%→30.8%)、昇進志向が高まっている一方で「役職に付きたくない+どうでもよい」も増加(25.5→29.6%)し、二極分化傾向が見られる。

仕事は楽しいばかりじゃなく、むしろ人生修練に近いのかもしれません・・・